港珠澳大橋の開通式、習近平主席が出席【香港―政治】

香港、珠海市、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」の開通式が10月23日に行われ、習近平・国家主席が正式開通を宣言した。開通式には習主席のほかに香港マカオ事務を主管する韓正・副首相、林鄭月娥・行政長官、マカオの崔世安・行政長官、董建華・元行政長官、梁振英・前行政長官らが出席。林鄭長官はスピーチで「港珠澳大橋が香港の今後の発展に原動力をもたらす」と指摘。珠海から香港国際空港までの所要時間は4時間から45分に、コンテナターミナルまでは3時間から75分に短縮することや、港珠澳大橋の起点であるランタオ島が粤港澳大湾区や世界に向けた玄関となるため、特区政府が「明日のランタオビジョン」を提案したことなどを挙げた。習主席は開通を宣言しただけでスピーチは行わず、韓副首相がスピーチした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181023_14549/

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