新界東北部開発反対デモ、立法会突入で減刑【香港―政治】

終審法院(最高裁判所)は9月7日、2014年に立法会議事堂に突入したデモ参加者13人の減刑を認めた。8日付香港各紙によると、14年6月に新界東北部開発に反対する市民ら約100人が立法会議事堂周辺を占拠し、うち社会民主連線(社民連)の黄浩銘・副主席、学民思潮の林朗彦・元召集人ら13人が議事堂に突入したため、15年の一審判決で社会奉仕令が下された。だが特区政府律政司が昨年8月に裁判所に量刑見直しを要求し、上訴廷が禁固8~13カ月に変更した。13人は収監後100~134日後に保釈が認められ終審法院に量刑に関する上訴を行った。終審法院の馬道立・首席判官は「本件は明らかに暴力にかかわるもので、立法会は修理に40万ドル余りを要し、警備員は足のけがで3カ月休暇を取った」と指摘。ただし上訴庭の量刑は確かに重過ぎるとみて訴えを認め、すでに13人とも減刑した刑期を満たしたとして即時釈放された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=9237

 

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