千葉県の梨「豊水」を7年ぶり香港へ輸出【香港―経済】

東日本大震災後の2011年3月24日より香港への農産物輸出が規制されていた千葉県から約7年ぶりに鎌ヶ谷市の梨「豊水」が輸入された。特区政府が今年7月に茨城、栃木、群馬、千葉の4県産の野菜や果物、牛乳、乳飲料、粉乳の輸入規制を緩和すると発表して以来、初めてとなる。8月29日に収穫された100キログラム240玉は、関東農政局の指導のもと放射性物質検査や輸出者登録など新しく設定された基準をクリアして輸出され、ヤマトグループによる運送支援により香港で農水産物の輸入販売を手掛ける「NANA FARM」に届き、尖沙咀にある日本食レストラン「元気一杯」で販売された。酸味と甘みのバランスに優れた「豊水」は肉質がやわらかく濃厚な味わいがあり、今回の即売会では地元住民を中心に即完売したほどだった。購入した人たちからは「甘味、歯ごたえ、瑞々しさに満足した」という声が多く寄せられ、今後の積極的な輸出拡大につなげる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180723_12051/

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