宅配の美団点評、IPOに向け公募開始【香港―経済】

デリバリーサービスと飲食店の口コミサイトで知られる美団点評が新規株式公開(IPO)に向けて投資家を対象とした会社説明会を9月4日に実施、7日から公募を開始することがわかった。5日付香港各紙によると、同社は1株当たり60~72ドルで4億8000万株を発行、最高で345億8000万ドルを調達する見込みだ。取引単位は100株で、7272ドルからの投資が可能となる。公募締め切りは12日正午、上場予定は20日。アリババ傘下の同様サービスの対抗馬として急成長してきた会社で、大口投資家として騰訊(テンセント)の名前も挙がっている。今年1~4月の赤字額が227億7000万元(人民元)と、調達予定資金の大半が消えるような現状から、株価が割高と感じる投資家は多く、一通証券の行政総裁も「赤字額から市場の警戒心が強い。騰訊の援護も投資者の興味を引くとは限らない」と否定的な見方を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180725_12104/

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