外国記者会、香港民族党の講演会で声明発表【香港―政治】

香港外国記者会は8月6日、香港民族党の陳浩天・召集人を招く講演会について声明を発表した。7日付香港各紙によると、外国記者会は「イベント開催は組織が講演者の観点に賛同または反対していることを表してはいない」と述べ、講演会を予定通り開催する意向を示している。また海外では陳氏を擁護する動きも見られている。AFPは6日、パッテン元総督が「本来、香港が自身で決定することに外交部が介入するのは間違いだ」と批判したことを報じたほか、陳氏は3月に海外の反中勢力とともに「自由インド太平洋連盟」の設立したが、このうち準備委員会日本代表の国際戦略家、石井英俊氏はSNSで陳氏を盟友と指摘し「できるだけ日本から声を上げる」と書き込んでいる。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の譚耀宗・委員は「外国記者会が陳氏を招いて『香港独立』を宣伝させることは国家の領土保全にかかわる問題で、外交部は声を上げる権利と責任と必要がある。外国記者会が依然として講演を予定していることは故意に対決しようとしているようだ」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180807_12492/

 

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