林鄭長官、香港民族党の講演予定に遺憾表明【香港―政治】

林鄭月娥・行政長官は8月5日、香港民族党の陳浩天・召集人の講演が行われることを批判した。6日付香港各紙によると、香港外国記者会は14日に行われる昼食会に陳氏を招いて「香港民族主義:中国統治下の香港政治の不正確な指南」と題した講演会を予定している。外国記者会は先に外交部駐港特派員公署から再検討の要請を受けたものの予定通り開催するとの意思を表明した。林鄭長官はイベントに出席した後でメディアの取材を受け「ある機関が『香港独立』をテーマにしたイベントを予定していることは非常に遺憾である。特区政府と行政長官としては当然、不適切とみなしている」と語った。また外交部駐港特派員公署が再検討を要請するのは言論弾圧ではないかとの質問に対しては「われわれの『香港独立』に対する立場と言論の自由は関係ない。特区政府が法に基づき『香港独立』鼓吹を封じ込める行為と言論の自由への影響は全く関係ない」と答えたほか、国際メディアへの尊重を示すとともに外国記者会に対し香港が中国の一部であることを尊重するよう求めた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180806_12464/

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