高速鉄道の運賃、香港―広州南は260ドル【香港―経済】

広州―香港間高速鉄道の運賃が明らかになった。1月16日付香港各紙によると、特区政府運輸及房屋局の陳帆・局長は15日、北京で中国鉄路総公司と工作会議を開き、同高速鉄道の運行本数と運賃について合意に達したことを明らかにした。香港・西九龍駅からの運賃(現在のレートで換算)は深セン福田駅まで80ドル(所要時間14分)、深セン北駅まで90ドル(同23分)、東莞・虎門駅まで210ドル(同33分)、番禺・広州南駅まで260ドル(同48分)となる。中国本土と香港の公休日と7~8月の年間130日はピーク期として1日114往復を運行。うち84往復は香港―深セン(福田、北)間となる。現行の直通列車が広州東駅まで210ドル(同2時間)であるのに比べ高速鉄道の運賃はやや高めだが、陳局長は「スピード、快適度、時間から考えてこの運賃は魅力的」と述べた。だが一地両検関注組の陳淑荘・議員は2015年に政府が見積もった運賃は直通列車と同じだったと指摘し、詳細な説明を求めている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180111_6317/

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