習主席、香港を利用した破壊活動に警告【香港―政治】

習近平・国家主席は7月1日、香港返還20周年記念大会・香港特区第5期政府就任式典に出席し、重要講話を発表した。2日付香港各紙によると、習主席は今後より良く香港で1国2制度を実現するための意見として(1)「1国」と「2制度」の関係を正確に把握する(2)憲法と基本法に照らして事を行う(3)発展への集中を第1の任務とする(4)調和の取れた安定した社会環境を守る――の4つを提示。特に(1)では「国家の主権・安全に危害を与え、中央権力と基本法の権威に挑戦し、香港を利用して中国本土での破壊活動を進めるいかなる活動も絶対に容認できない」と警告。(2)では公職者と青少年に対する憲法と基本法の宣伝教育の強化を促し、(4)では、あらゆることを政治化しているため人為的に対立をつくり出して経済・社会の発展を阻んでいると批判し、「愛国愛港で1国2制度の方針と基本法を擁護しさえすれば、どんな政見や主張を持っていようとも中央は喜んで意思疎通を図る」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170703_1657/

 

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