翠華餐庁、年内に新ブランド店オープン【香港―経済】

茶餐庁(香港式大衆食堂)チェーンの翠華餐庁が新ブランドを投入予定であることがわかった。6月29日付香港各紙によると、これは28日に行われた翠華ホールディングスの業績発表(2016年4月~17年3月分)であきらかになったもの。現在、中環で開店予定の新店舗からの展開が検討されており、翠華の名にこだわらない店名になるという。同年の売り上げは18億4500万ドルと前年比で1.2%ほど減少したものの、純利益は26.2%増の9048万3000ドルと比較的好調で、今後の経営戦略として2022年までに中港澳合わせて130店舗体制を目指すと発表された。また同社の設立がTVBと同じ50周年を迎えることから、同局のテレビドラマのスポンサーになることも明かされた。TVBとの関係は『溏心風暴3』からになるが、そのドラマの内容が茶餐庁の経営をめぐる愛憎劇だったことから、同社の内紛と同一視され話題となった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170612_975/

Share