建設作業員の賃金4.5%増、過去10年で最低【香港―経済】

香港の建設作業員組合に当たる建造業総工会が、建設作業従事者の賃金(日給)ベースアップに関する請負業者との交渉結果を10月23日に発表した。24日付香港各紙によると賃金アップは10年連続で、昇給幅は16職種平均で4.5%、11月から実施されるという。しかし、上げ幅は過去10年で最も低い。昇給幅では天井の施工(1100ドル→12500ドル)が13.6%と最も高く、逆に昇給がなかったのはショベルカー操縦士で昨年と同じ1400ドルとなっている。建造業総工会の周連僑・副会長は「立法会議員の議事妨害によってプロジェクトが延期されている」と批判。建設工事が一時的になくなることがあれば、その反対に短期内に大量の工事があるなど不安定な状況で、今年のベースアップに影響を及ぼしたと話している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171019_4525/

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