習近平主席、格力電器や清遠市を視察【香港―政治】

港珠澳大橋の開通に合わせて広東省視察を行っている習近平・国家主席は10月22日、珠海市で格力電器を視察した。24日付香港各紙によると、習主席は格力電器を訪問した際に「大国から強国になるには実体経済の発展が重要。製造業は実体経済の鍵であり、製造業の核心はイノベーション、すなわちコア技術を掌握し、自力更生で奮闘しなければならない」と述べ、企業にイノベーション能力と実力の強化を求めた。さらに習主席は23日、港珠澳大橋の開通式に出席した後に清遠市の英徳市電子商務産業園を視察。農産物の産地として知られる同市では農村への電子商取引導入が活発に行われているほか、産業発展によって貧困状況の打開を図っている特長がある。2012年に続く習主席の2回目の南方視察については、改革開放40周年、米中貿易摩擦に当たって重要なシグナルが送られるとみられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181024_14577/

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