世界大会出場が目的? コオロギ密輸で没収【香港―社会】

香港人男性が生きたコオロギを中国本土に持ち込み没収されたことが話題となっている。10月12日付香港各紙によると、騒ぎが起きたのは国慶節連休のさなかの5日。福田口岸で香港側から本土側に入境した直後の税関検査で男性の荷物の中に不審物を発見、確認したところガラスケースにコオロギがつがいで計8匹入っていたという。生きたままの動植物の持ち込みは禁止されているため、コオロギは即刻処分された。男性はコオロギ密輸の動機を山東省で開催されている「コオロギ相撲世界大会」に出場するためと話しており、実際に同大会は2~7日の日程で行われていたものの、途中参加は認められていないため、コオロギを会場で販売する目的だったとみられている。「コオロギ相撲世界大会」は山東省泰安市の寧陽で毎年10月に開催されているイベントで、今年で17回目を迎える。会場周辺には国内のマニアが詰めかけているためコオロギの売買も盛んで、過去には1匹1万元以上で売買されたこともあるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20181010_14185/

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