台湾からの装甲車輸出、輸送業者は否認【香港―社会】

2016年11月に発覚した、シンガポール行きの積み荷に台湾からの装甲車9台が紛れていた事件で、区域法院(地方裁判所)で第一審が開廷した。10月12日付香港各紙によると、被告はシンガポール登記の海運会社APL社(黄宇基・代表)と中国籍の潘学軍・船長で、罪状は「軍事機材密輸罪」。現在のところ両名とも犯罪性は否定しており、15日に第二審が行われる予定だ。潘被告は5万ドルの保釈金を支払い、勾留を免れているが、裁判期間中は香港から出ることはできない。ちなみに今回の件の送り主は台湾の国防部軍備局で、受取人はシンガポール国防部。装甲車の価格は9台で計1億3600万ドル以上に上るとみられている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16235

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