蚊の繁殖率上昇、10カ所で警戒ライン【香港―社会】

食物環境衛生署は7月23日、2018年6月の蚊の繁殖指数を発表した。繁殖指数は香港域内52カ所に設置した産卵器から計測しており、20%を超えると警戒ラインとされる。うち将軍澳、茘景、九龍湾など10カ所で警戒ラインを超え、平均指数は5月の10.2%から11.3%へと上昇した。地区別で最も指数が高かったのは将軍澳北部の41.0%だ。次いで指数が高かったのは薄扶林の37.9%、粉嶺の31.6%、西環の30.9%だった。衛生署では7月から観測地点をこれまでの52カ所から57カ所へと増やし、セントラル、アドミラルティー、油塘などでも監視を強化する。また、水溝のそうじをする、水たまりをなくすなどのアンチ・モスキート・キャンペーンを8月13日から10週間にわたり実施する予定だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15596

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