家賃相場、中原地産の統計で過去最高を更新【香港―経済】

不動産代理の中原地産(センタライン・プロパティー)の統計で6月の中古住宅の家賃相場が過去最高を更新したことが分かった。7月11日付香港各紙によると、同社が6月に新たに賃貸契約を交わした107大団地の平均家賃(実用面積1平方フィート当たり)は前月比1.1%上昇の36.9ドル。2カ月連続で過去最高を更新した。昨年末の平均家賃は35.9ドルだったことから上半期伸び率は2.8%となる。同社研究部の黄良昇・高級連席董事は下半期にさらに約3%上昇して年末に38ドルに達し、通年伸び率は約6%との予測を示した。10大団地の家賃相場の上半期伸び率はクォーリベイの康怡花園が最も大きい8.1%で、平均家賃は40ドルに達した。続いて柴湾の杏花村の4.8%、藍田の匯景花園の4.1%となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180709_11695/

 

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