輸出指数が54.1に上昇、過去7年で最高

香港貿易発展局(HKTDC)は6月20日、輸出の景況を表す最新の輸出指数を発表した。21日付香港各紙によると、第2四半期の輸出指数は54.1で、第1四半期の49.4から4.7ポイント上昇。景況の分かれ目である50を上回り、過去29四半期(約7年)で最高となった。市場別では中国本土が53.8、米国が51.2、日本が51.3、欧州連合(EU)が54と主要4市場すべて上昇し、特にEUは2011年以降で初めて50を上回った。業界別では電子製品が55.2、機械が54.9とともに過去5年で最高となったほか、玩具も2期連続で50を上回った。HKTDCの関家明・研究総監は「香港を経由する米中貿易の総額は年間450億米ドルで、香港の貿易総額の4.5%を占める。貿易摩擦で450億米ドル分を失ったとしても一部貨物は香港を経由して他の市場へ向かうため、香港の貿易総額への影響は最終的に1~2%に過ぎない」との見方を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180316_7849/

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