端午節のちまき、販売量1割増の見込み【香港―社会】

来る6月18日は端午節。端午節にはちまきを食べる習わしがあるが、今年は販売が好調のようだ。近年は消費意欲の停滞から高級ちまきの売り上げは芳しくなかったものの、6月14日付『香港経済日報』が伝えた香港餐飲連業協会の話によると、今年は株式市場や不動産市場の好調から、販売量は前年比1割増が見込めるという。高価なちまきの中には金箔をあしらった商品も出ているそうだ。また、値段も前年に比べ上昇している。栄華、鴻星、奇華、大班、美心、聖安●の7つの小売りチェーンの9種のちまきのうち7種(49~138ドル)が昨年より値上げされており、平均値上げ率は2~6.5%。平均4%アップしたという大手ベーカリーの奇華餅家では売り上げが好調、栄華も平均5%アップしたにもかかわらず、すでに昨年同期に比べ売り上げが5%伸びていて、今年のちまきの売り上げは全体で8~10%増える見込みという【●=女へんに那】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14747

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