連続酷暑記録を更新、来週は台風の可能性【香港―社会】

5月29日に市街地の最高気温が今年最高となる35.3度を記録した。5月30日付香港各紙によると、これで気温が摂氏33度以上の日が13日続き、1884年以降で5月単月としては最も長い連続酷暑の記録を更新した。それと同時に、5月の累計酷暑日が14日間となり、1963年5月の13日間という最多記録を超えた。また、5月29日は市街地以外の気温も非常に高く、36度を超える場所が多くあって、大埔では38.1度に達した。一方、来週には早くも2つの台風が襲来する可能性がある。ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のデータでは、南海で台風が発生して西の方角に移動し来週半ばにはだんだんと香港に接近するほか、フィリピン沖合で発生した台風が台湾や日本方向に進むとの予測があるという。これについて香港天文台は、南海の低気圧が台風に成長する可能性はあるが、まだ台風は発生しておらず、来週にならないと精度の高い予報はできないと指摘。今後の状況を観察していくとしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180529_10657/

Share