高速鉄道「一地両検」、民主派が修正案提出【香港―政治】

広州―香港間高速鉄道香港区間の「一地両検」実施のための「広深港高鉄(一地両検)条例草案」が6月6日から立法会本会議で審議されるが、それに向けた議員修正案の提出が5月28日に締め切られた。29日付香港各紙によると、修正案を提出したのは公民党の陳淑荘氏、民主党の胡志偉・主席と尹兆堅氏、議会陣線の陳志全氏と范国威氏、工党の張超雄氏ら。修正案の内容は、陳淑荘氏が主に中国本土側職員の権限を制限するもの、范氏が本土側出入境管理エリアで適用する本土の法律を制限するもの、張氏と陳志全氏が同条例に期限を設けるものなど計数十項目に上る。民主派議員らは修正案が条例の落とし穴を塞ぐために過ぎないとして、議事妨害との見方を否定した。新民党の葉劉淑儀(レジーナ・イップ)主席は、「議事規則」改正によって民主派の議事妨害の余地は縮小しているため、草案は夏の休会前に可決できるとの見通しを示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180509_10133/

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