立法会、「一地両検」条例が委員会通過【香港―政治】

立法会の「広深港高鉄(一地両検)条例草案」委員会は5月7日、広州―香港間高速鉄道香港区間の「一地両検」実施のための条例草案を可決した。8日付香港各紙によると、同委員会は2月から17回、計45時間にわたる会議を経てすべての条文の審議を完了。条例草案は6月6日の本会議での審議に回されることとなった。非親政府派は草案に対して40項目余りの修正案を提出したが、すべて否決。審議中に議長に抗議した4人が退席を命じられ、警備員ともみ合いになる場面も見られたほか、採決時には非親政府派議員らが立ち上がり「割譲による一地両検は違憲」とのスローガンを叫ぶなどで抗議した。特区政府運輸及房屋局の陳帆・局長は、政府はもともと5月30日の本会議に草案を提出するつもりだったため6月6日では時間的に厳しくなるが、9月開通の目標を維持することを明らかにした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180508_10045/

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