IMDの国際競争力、香港が2位に後退【香港―経済】

スイスのビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)が2018年の「国際競争力報告書」を発表、香港は昨年の1位から2位に後退した。5月25日付香港各紙によると、同ランキングは世界63カ国・地域の経済実績、政府の効率、ビジネス効率、インフラを評価したもの。政府の効率、ビジネス効率の2項目では首位を維持し、経済実績も2ランク上昇の9位となったが、インフラは3ランク後退し23位となった。陳茂波・財政長官は今回のランク後退について、特に科学技術と科学技術研究のインフラが19位と低いことが足を引っ張ったと指摘。この分野で立ち遅れていることを認め、改善のため政府がすでに投資を拡大していると説明した。他の順位は1位米国(昨年4位)、3位シンガポール(同3位)、4位オランダ(同5位)、5位スイス(同2位)となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170605_9636/

 

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