資金流出、3夜連続で香港ドル買い介入【香港―経済】

香港金融管理局(HKMA)は5月17日夜、再び香港ドル防衛のための市場介入を実施した。18日付香港各紙によると、HKMAは香港ドル相場が対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限(1米ドル=7.8500ドル)に触れたため、米ドル売り・香港ドル買いを実施。介入は3夜連続となり、17日の介入額は合計19億6300万ドルで、銀行間市場の資金のだぶつきを表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は21日に1154億7100万ドルに減少する。資金流出によって香港ドルの流動性がひっ迫してきたため17日には1カ月物の銀行間金利(HIBOR)が11日連続の下落から上昇に転じて0.99%となった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180518_10354/

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