元高官の贈賄事件、元美人記者が協力か【香港―政治】

特区政府の何志平・元民政事務局長が2017年12月に米国内で汚職容疑で起訴された事件で、何氏と親しい中国人女性が贈賄に協力した可能性が出てきた。5月2日付『りんご日報』などによると、54ページに及ぶ何氏の裁判資料はすべての人物・団体・企業名が番号で表記されているが、その中で「CC―1」という人物が32回も登場するという。そしてその人物は、何氏が要職を務める上海市のエネルギー会社の女性職員で、元『大公報』記者の張雅氏だということが明らかになった。日ごろから何氏の代わりに重要な文書をメールで送信するなど仕事をサポートしており、何氏がアフリカの要人にわいろを送る際にも重要な役割を果たしていたようだ。今後、張氏が起訴される可能性もある。張氏は2006年に『大公報』の西安弁事処勤務時代に何氏をインタビューしたことをきっかけに知り合い、何氏の誘いでエネルギー会社に転職。首席主任や米国支社の副主席を任されるなど重用されていたそうだ。張氏は陜西省出身で、スタイル抜群の美人だという。何氏の妻は台湾出身の女優・胡慧中(シベール・フー)であることも有名だ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171221_6059/

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