香港ドル買い介入、1日3回で153億ドル【香港―経済】

香港金融管理局(HKMA)は4月17日、香港ドル防衛のため3回の市場介入を行った。18日付香港各紙とによると、香港ドル相場が対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限に迫ったため、HKMAは1日で3回にわたり米ドル売り・香港ドル買いの市場介入を実施。介入額は合計153億4700万ドルで、前日までの1日当たり数十億ドルに比べると介入規模は顕著に拡大した。介入は12日から計8回、累積介入額は285億9800万ドルに上った。銀行間市場の資金のだぶつきを表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は19日に1512億5300万ドルに減少する。上海商業銀行財資業務処研究部の林俊泓・主管は「資金流出がこのスピートを維持すればアグリゲートバランスは5月中旬に200億ドルのレベルにまで減少し、銀行間金利(HIBOR)上昇も加速する」との見方を示した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180418_8939/

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