喫煙者数が過去最低の61万5000人【香港―社会】

香港市民の喫煙率が過去最低を更新し、喫煙者は約61万5000人であることが分かった。3月23日付香港各紙によると、政府統計処は2017年6~9月に1万世帯を対象に調査を行い、うち75%から回答が得られた。毎日喫煙する15歳以上の市民の割合は、17年は10%で、15年の10.5%よりも低くなり、1982年の調査開始以来、最低の水準となった。性別では、男性は18.1%、女性は2.7%。年齢別では40~49歳の喫煙率が最も高く14.5%に達した。喫煙数は1日平均12.4本で、15年の13.1本を下回った。最近よく見かけるようになった電子タバコについては、17年は喫煙者全体の0.9%にあたる5700人が毎日電子タバコを吸っていることが分かった。一方、16年11月から17年6月に食物及衛生局が香港大学に委託して小学4年生~6年生1万7000人と中学1年~6年生を対象に行った調査では、電子タバコを吸ったことがあると答えた生徒がおり、小学4年生~6年生では1.4%にあたる2340人、中学1年~6年生では8.7%にあたる2万9000人に上った。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171204_5643/

 

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