旺角暴動、支持者や警官家族は陪審員免除【香港―政治】

高等法院(高等裁判所)で2月20日、2016年の春節(旧正月)に発生した旺角暴動で起訴された元「本土民主前線」スポークスマンの梁天●氏ら5人の裁判が正式に開審した。21日付香港各紙によると、裁判官は105人の陪審員候補から36人を抽出したが、うち多くの者がさまざまな理由で免除を要求した。中には16年から本土民主前線の支持者となった男性がおり、妻とともに献金するなどで支援しているため偏りのない裁決を下すことはできないと申告。さらに家族に警官がいるという女性も公平に事件を見ることはできないと申告したほか、被告の弁護人もこの女性が陪審員を務めることに反対した。そのほか仕事、出張、旅行、通院、結婚式出席などの事情を申告した者も免除が認められ、約2時間を費やした末に最終的に9人の陪審員が選出された。【●=王へんに奇】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180124_6692/

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