雑誌『壱週刊』買収ならず、壱伝媒集団を告訴【香港―経済】

実業家の黄浩氏が、雑誌『壱週刊』の買収契約を一方的に破棄されたとして、壱伝媒集団(ネクストメディア)を訴えている。2月6日付香港各紙によると、壱伝媒集団は昨年7月に雑誌『壱週刊』とすでに休刊となっている『忽然1周』『FACE』『ME!』『Next+One』の香港と台湾の業務権益を黄浩氏に売却すると発表。フリーペーパー『都市日報』の元オーナーである黄氏が昨年年9月末までに取引を完了させると報じられた。しかし、今年2月2日に壱伝媒集団は黄氏が資金を払っていないため取引を中止するとの声明を発表した。これに対し黄氏は2月5日に事実と異なることが報道されていると反論し、黄氏が昨年7月に1回目の入金をした後に壱伝媒集団のほうで問題が生じ、過去半年内に計1億ドル以上を支払っているにもかかわらず、買収が進まなかったと話した。黄氏は同日、昨年8月に支払った保証金の返却を求める裁判を起こしたことも明らかにしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170719_2206/

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