ハードル女王にわいせつ、70代コーチ逮捕【香港―社会】

さまざまな国際大会で活躍し「ハードルの女王」と呼ばれる陸上選手の呂麗瑤さんが昨年11月に過去の性的被害を告白した事件で、その加害者である指導者の男性(76歳)が1月28日、逮捕された。12月1日付香港各紙によると、容疑者は呂さんが中学生のころに指導していた陸上コーチで、自宅で呂さんにマッサージを施した際に、ジャージやパンティーを脱がして下半身を触ったなどの疑いがもたれている。呂さんは自身の23歳の誕生日にあたる昨年11月30日に事件をSNSで告白。性的被害の深刻さや問題を社会に訴える行動の1つとして広がりをみせるハッシュタグ「#ME TOO」を書いた紙を持った写真を投稿し、社会は騒然となった。容疑者はこの告白後に海外に滞在していたが、1月28日に香港に戻ったところを香港警察が身柄を確保した。当初、呂さんは通報する気はないと話していたものの、当局は第三者を通じて呂さんを説得して話を聞くことに成功。約2カ月半をかけて捜査にあたったのだという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171205_5660/

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