貿易発展局、「一帯一路」委員会を設置【香港―経済】

香港貿易発展局(HKTDC)は12月20日、「一帯一路」委員会を設置した。21日付香港各紙によると、同委員会は財界のリーダーや各業界の代表ら28人で構成され、主席はHKTDCの羅康瑞・主席、副主席は新華集団の蔡冠深・会長と香港鉄路(MTRC)の馬時亨・会長。(1)国際市場(2)中国本土・東南アジア諸国連合(ASEAN)地域(3)専門サービス(4)中小企業・青年(5)宣伝――の5つのワーキンググループが設置され、メンバーのうち5人がそれぞれワーキンググループの召集人を務める。各ワーキンググループはすでに基本的な方向性を定め、中小企業のサポートと香港の若者に「一帯一路」を理解させることに重点が置かれる。来年は「『一帯一路』青年鉄路団」を組織して中央アジアなどの視察が計画されている。また国家開発銀行は20日、香港で3億5000万米ドルの「一帯一路」債券を発行した。調達した資金は「一帯一路」沿線諸国のプロジェクト融資に充てられる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171218_5999/

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