中華料理店「富臨酒家」とその系列店が食品偽装で起訴された。12月21日付香港各紙によると、起訴されたのは「富臨酒家」「富臨漁港」「富臨皇宮」の支店計7店舗を経営する企業6社だ。これらのレストランで昨年7月から今年3月に提供していた「粟米石●魚塊(ガルーパとトウモロコシの料理)」にはガルーパの白身は使われておらず、比較的安価なナマズの仲間の白身が使われており、政府が検査所で成分を解析したところ偽装が判明した。この6社は商品説明条例に違反したことになり、来年2月下旬に判決が出ることになっている。税関は今年5月にも有名レストランの偽装を摘発している。アワビ入り福建チャーハン「鮑魚福建炒飯」にアワビは入っておらず、ツブ貝が使われていたことから同店を起訴。5000ドルの罰金刑が言い渡された事例がある。【●=班のリが文】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170720_2224/