貿易発展局、来年の輸出伸び率は6%と予測【香港―経済】

香港貿易発展局(HKTDC)は12月18日、輸出の景況を表す最新の輸出指数を発表した。19日付香港各紙によると、第4四半期の輸出指数は44.6で、第3四半期の46.2から1.6ポイント下落。2期連続で景況の分かれ目である50を下回った。市場別では米国は第3四半期の47から49.3に回復したものの、中国本土が51.5から48.2に、日本が48.6から48.5に、欧州連合(EU)が49.5から47.5にいずれも低下し50を下回った。HKTDCの関家明・研究総監は「欧米伝統市場とアジア新興市場の経済が安定成長を見せている。今年の良好な輸出の勢いは来年まで続くとみられるが、今年の基数が高いため来年の輸出の成長ペースは鈍化するだろう」との見方を示した。今年通年の輸出伸び率は総額で8%、貨物量で6.2%の見込みだが、来年は総額で6%、貨物量で4%と予測している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171212_5778/

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