大麻が急激に蔓延、1~10月で摘発4割増【香港―社会】

香港で大麻による検挙と逮捕が急増している。12月18日付香港各紙によると、これは香港警察が行った今年10月までの大麻がらみの犯罪に関する会見であきらかになったもの。2017年10月末現在の摘発件数が182件と、16年同期比で44%増と急増。押収された大麻の量も16年は通年でも乾燥大麻209キロ/苗木329本しかなかったのに対し、17年は大麻757キロ/苗木5888本とけた違いの結果に。中でも警察が注視しているのが20歳以下の青少年の逮捕者数だ。年初から10カ月のみで比較すると16年は26人だったのに対し17年は32人と増加傾向は顕著で、今年はついに13歳の中学生も大麻所持で逮捕されているという。また、青少年の間で使用されている「牛牛」(大麻)や「ジョイント」、「飛」(大麻を吸う)などの大麻をあらわす符丁も紹介され、保護者に対し注意を呼びかけた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170920_3665/

 

Share