全人代代表選挙、10人が候補資格得られず【香港―政治】

全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表選挙の正式な候補者が決まり、立候補を届け出た59人のうち10人が候補資格を得られなかった。12月14日付香港各紙によると、全人代香港代表選挙会議主席団は13日、第2回会議を開催し、審査を経て49人を候補者として確認し候補者名簿を発表した。19日の選挙で36人が選出される。候補資格を得られなかった10人のうち8人は公の言行が立候補申請用紙の声明内容に明らかに違反しているとみなされた。「香港独立」を主張する香港民主進歩党(すでに解散)の楊継昌・元主席と旺角でデモを行った「鳩鳴団」メンバー7人が含まれている。楊氏は「習近平思想に感化されて出馬を決めた。まさに香港独立を支持していた者が改心した模範」と述べ、資格が得られなかったことに驚きを示した。残り2人は声明への署名を拒否した公民党の郭家麟氏、選挙会議メンバー10人以上の推薦票を提出しなかった葛錦華氏となっている。保釣行動などで民主派との関係を深めている劉夢熊氏や民主派の選挙委員(高等教育界)である王凱峰氏は資格を得られた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171206_5692/

 

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