区議会補選、親政府派と民主派が1議席ずつ【香港―政治】

中西区区議会の山頂選挙区と東華選挙区の補欠選挙が11月26日に行われた。27日付香港各紙などによると、今回の補選は8月の副局長と政治助理(局長補佐)の新人事によって自由党メンバーの陳浩濂氏が財経事務及庫務局副局長に、民主建港協進連盟(民建連)メンバーの蕭嘉怡氏が政務長官政治助理に任命されたことによるもの。2人はともに中西区区議会議員だった。補選の結果、山頂選挙区は楊哲安氏(自由党)が対立候補の銭志健氏(2047香港監察、セントラル占拠行動死士)に大差で勝利。引き続き自由党が議席を維持した。東華選挙区は伍凱欣氏(民主党)、呂錦強氏(無所属、小学校校長)、劉舒燕氏(無所属、元工党メンバー)の3人が出馬し、伍氏が当選。民主党が6年ぶりに議席を取り戻した。投票率は山頂選挙区が33.41%、東華選挙区が38.81%で、ともに2015年の区議会議員選挙を下回った。来年3月に行われる立法会の補選も低い投票率にとどまるとみられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170824_2987/

 

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