青森県小川原湖、モクズガニを香港に出荷【香港―経済】

上海ガニのシーズンがピークを迎えているが、昨年、江蘇省産のカニの一部検体から発がん性物質のダイオキシンが見つかったことにより入荷が遅れていた香港に青森県小川原湖産のモクズガニが出荷され、期間限定で香港内のレストランで提供される。青森県東部に位置する青森最大の湖「小川原湖」は全国でも有数の面積を誇り、八甲田山系のミネラル豊富な水が絶え間なく流れ、満潮時には海水が逆流して流れ込む「汽水湖」。上海ガニの兄弟種モクズガニの産地としても知られている。今回、香港への輸出に携わった日中物産代表の河合一輝氏によると「今年の出来栄えは上々、肉厚で濃厚な味に仕上がっている」とのこと。北角の中華レストラン「富嘉閣」で11月24~25日、12月1~3日、午後8時から著名シェフの尹剛達氏が腕を振るうカニ料理として提供される。セット料金は1人500ドル(1匹)か700ドル(2匹)、1日100人までとなっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171114_5065/

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