施政報告、9年ぶりに感謝決議が可決【香港―政治】

立法会で11月10日、林鄭月娥・行政長官の発表した施政報告(施政方針演説)の感謝決議が可決された。11日付香港各紙によると、非親政府派議員6人が議員資格を喪失したことから職能別選挙枠では賛成27票、反対4票、直接選挙枠では賛成16票、反対11票でともに通過。計43対15で賛成が圧倒的多数となり、3日間の審議を経た感謝決議は過去9年で初めての可決となった。非親政府派からは専業議政の梁継昌、葉建源、李国麟の3氏と中間派の陳沛然氏が賛成に回った。教育界選出の葉氏は「林鄭長官の教育政策の措置は業界にとって切実な支援となる」と賛成理由を述べた。非親政府派はおおむね議事妨害を停止し、10日に人数確認を要求したのは自決派の朱凱廸氏と人民力量の陳志全氏だけだった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171108_4937/

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