土地供応専責小組、埋め立て地候補を選定【香港―経済】

土地供給について検討する政府の専従チーム「土地供応専責小組」は11月7日、3回目の会議を行い、ビクトリア湾以外の埋め立て地候補として6カ所を選定した。8日付香港各紙によると、埋め立て地候補は(1)屯門竜鼓灘(2)ランタオ島欣澳(3)沙田馬料水(4)ランタオ島小●湾(5)青衣西南部――の沿岸5カ所に加え、ランタオ島と香港島の間の中部水域に造る人工島。同チームの黄遠輝・主席は、この沿岸5カ所は埋め立てによる環境への影響が小さく、低コストで長期的な開発が見込める候補地として委員らが同意したと説明。沿岸5カ所と「東ランタオ島都会」を開発する中部水域の人工島を合わせると少なくとも1400ヘクタールの土地が供給できる見込みだ。長洲島以南に人工島を造る計画も技術的問題を克服する必要があり長期的な候補に含まれている。土地供給のスケジュールとして(1)~(3)は2026~30年、東ランタオ島都会は2030年以降が見込まれるが、ほかは検討中となっている。【●=虫へんに豪】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170908_3474/

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