パッテン元総督「香港独立は討論できる」【香港―政治】

新著の宣伝で来港したパッテン元総督は9月20日、「香港民主政制促進連委会」主催の昼食会で講演した。21日付香港各紙によると、パッテン氏は「香港独立は討論できる。基本法の下では安楽死と同性婚は違法であるが、討論は可能であるのと同じ」と指摘したほか、林鄭月娥・行政長官が大学内での独立宣揚が組織的と発言したことに対し自身は同意しないと述べた。昼食会には陳方安生(アンソン・チャン)元政務長官、民主党の李柱銘・元主席と劉慧卿・前主席、公民党の梁家傑・主席、香港衆志の周庭氏と林淳軒氏、香港大学学生会の馮敬恩・前会長らも出席。パッテン氏は李氏や周氏らと話した際に獄中の黄之鋒氏らの状況を尋ねたり、「最も理想を堅持する若者」とたたえたなどから「民主派の後継者に指名した」ともささやかれている。香港工会連合会(工連会)の何啓明・議員は「基本法では安楽死と同性婚が不可能である明文規定はないが、香港独立の鼓吹は明確に基本法に違反する」と指摘した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170921_3758/

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