林鄭長官「大学の香港独立宣揚は組織的」【香港―政治】

林鄭月娥・行政長官は9月19日、各大学で「香港独立」のスローガンが掲げられている問題に触れた。20日付香港各紙によると、林鄭長官は新学期が始まって半月余り過ぎたにもかかわらず一部学校では「香港独立」騒ぎが収まらないことに懸念を表明。「この状況は言論の自由や学術討論のような簡単な問題ではなく、組織的、体系的に『香港独立』の横断幕が掲げられていることが分かっている」「明らかに1国2制度に衝撃を与え、基本法に違反し、中央と香港特区の関係を破壊している。香港の発展に不利となるため、やめるべき」と述べたほか、先に10大学の学長が発表した共同声明に支持を示した。また校内に歪んだ空気がまん延するのを学校側は座視しないと信じ、今のところ政府が学校の管理に介入する必要はないとみている。官界ではこの問題がすでに社会に拡散し、独立と反独立の争議や闘争を触発し、社会のさらなる亀裂をもたらすとの懸念が高まっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170919_3625/

 

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