占拠行動発起人らの裁判、罪名に異議唱える【香港―政治】

区域法院(地裁)で9月19日、「セントラル占拠行動」発起人を含む主要参加者9人の公判が行われた。20日付香港各紙によると、被告のうち香港大学法律学院の戴耀廷・副教授ら発起人3人の起訴内容は「公衆妨害共謀罪」「公衆妨害煽動罪」「他人が公衆妨害を煽動するのを煽動した罪」の3件となっている。だが3人の弁護人は「他人が公衆妨害を煽動するのを煽動した罪」について二重煽動の嫌いがあり法律に適さず、「公衆妨害煽動罪」と重複するとして原告側に説明または罪名変更を要求。さらに被告9人は事情が異なるため裁判を2~3組に分けるべきと指摘した。公判は来年1月9~12日に持ち越しとなり、立法会突入事件で服役している黄浩銘氏(社会民主連線副主席)以外の8人は保釈となった。戴氏は法廷前で記者会見し「許可を受けずに集結した罪なら受け入れるが、暴力がかかわる違法集結罪なら認めない」と主張した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170919_3627/

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