ハイキングコースのゴミ箱撤廃、ゴミが減少【香港―社会】

環境保護を目指したゴミ減量化や衛生的見地から漁農自然護理署では2015年から一部郊野公園(カントリーパーク)のゴミ箱を段階的に減らし、ハイキング客が「自分のゴミは自分で持ち帰る」よう促してきた。16年までにハイキングコースのゴミ箱の数が約半数になったことで、中にはゴミの量が89%減ったコースもあるなど、大きな効果がみられたという。8月15日付『明報』によると、ゴミ箱の撤廃時期は異なるものの、ハイキングコース10カ所で2.7~89%ゴミが減った。ほかの2カ所ではゴミ箱撤廃後にゴミの量が増えたが、両地は野生のサルがバーベキュー場や軽食店のゴミ箱で食べ物を漁ってからハイキングコースに散らかした可能性が高い。同署では今年末までに残りのハイキングコースのゴミ箱257個を撤廃する計画という。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17084

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