中連弁主任「香港の情勢は根本的に好転」【香港―政治】

中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の張暁明・主任は8月9日、建国68周年記念活動準備委員会の設立大会に出席し、昨今の香港情勢に言及した。10日付香港各紙によると、張主任は「新たな特区政府が順調な滑り出しを見せ、香港の形勢は上向いている」として中央が肯定的にみていることを示唆。7月14日に新たに4人の立法会議員が資格を喪失したことに触れ「『香港独立』分離勢力は大きな打撃を受け、基本法と全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の解釈の権威が顕著に示された」と述べたほか、8月7日に旺角暴動の参加者3人に量刑が下されたことも「香港の法治が守られている」と評した。また広州―香港間高速鉄道の「一地両検」案については「香港社会の主流の声は賛同している」との見方を示した。さらに過去5年の議論や闘争を経て1国2制度に対する人々の認識が高まったと指摘し、「香港の情勢はまさに返還以来の根本的意義を伴った好転を迎えている」と述べた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170810_2645/

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