比人家政婦、本土雇用で月給1.5万ドルも【香港―経済】

フィリピン人家政婦の北京、上海など中国本土5都市での就労が検討されていることがわかった。8月1日付香港各紙によると、これはフィリピンの現地紙が同国労働雇用省の副大臣の談話として報じたもの。現在、中国大使館との交渉が進行中で、今年9月にも中国側の代表団がフィリピンを訪問する予定だという。需要の要因としては、本土の富裕層がフィリピン人家政婦の英語力に着目しており、子女の英語教育への好影響を期待する側面が大きいようだ。話題となっているのがその給与レベル。最高で1万5000ドルと、現在の香港の外国人家政婦の法定給与4310ドルの3倍以上に達する可能性があると報じられており、本土との間で家政婦の奪い合いや給与引き上げ圧力が生まれるのではないかと懸念する声も上がっている。ちなみに広東省では昨年8月から試験的にフィリピン人家政婦の雇用を一部開始しており、現在の月給は7000元となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170728_2358/

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