中出羊子氏や本土民主前線メンバーも逮捕【香港―政治】

香港警察は6月29日、城邦派の中出羊子(鍾銘麟)氏を逮捕した。30日付香港各紙によると、警察が西九龍一帯の警備を強化していたところ、西トンネル出口付近で中出氏が不審な行動を取っているのを発見。所持品を調べるとドローンのリモコン、アンテナ、カッター、大型ハサミなどが見つかったため、「攻撃性のある武器を所持」「違法な用途に使える道具を所持」の容疑で逮捕した。自宅からはドローンも発見され、動機を取り調べている。中出氏は29日朝、フェースブックに「いつ彼岸に行けるだろうか」と投稿していた。また旺角や深水●では28日、返還20周年を祝う横断幕や道路標識に「香港陥落20年」との文字がスプレーペンキで吹き付けられているのが発見された。警察は捜査を経て秀茂坪で25~59歳の男3人を「刑事毀損」の容疑で逮捕した。本土民主前線は29日、フェースブックでメンバーが「刑事毀損」容疑で逮捕されたと投稿し、「警察は罪を認めなければ家族を逮捕すると脅している」と書き込んだ。【●=土へんに歩】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170630_1603/

Share