ハンセン指数は26,200ポイントまで上昇【香港―経済】

コンサルティング会社JLアドバイザーは6月16日にベースアセットマネジメントのリポートを配信した。過去数週間のHSIは継続的な米ドル安、中国と海外からの資金流入、変動相場制の移行による人民元安、中国A株のMSCIへの組み入れ期待により26,000ポイントを維持し、予想を上回る値高値圏で推移しラリーは力強かった。しかし、ここ数カ月間のラリーは主に一部のブルーチップ銘柄(テンセント)主導となっているため、流動性は市場の幅を狭めながら大型株の数銘柄に流れた。例えばテンセントはHSI時価総額の16%を占め、指数上昇の41%を占めている。この状況は米国でも同様である。例えばグーグル、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックもS&P500の時価総額の13%を占め、これら5銘柄は今年S&P500の上昇の37%を占める。言い換えると数銘柄が市場全体を支え、それは赤旗となりラリーが続かないことを示している。今後、ラリーは好調に推移し、中期的(3~4カ月)にはHSIは24,500~26,200ポイントのレンジで取引されると考える。詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170619_1144/

 

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