強姦容疑のダーツバー店主、上訴で禁固刑に【香港―社会】

3年前に強姦罪で起訴されながら軽い刑罰となった男が、上訴法廷で禁固2年を言い渡された。6月7日付香港各紙によると、被告はダーツ競技の元選手で現在はダーツバーを経営している。3年前に知り合ったばかりの女性客に睡眠薬を飲ませた上、下着の上から性行為をして、強姦罪で逮捕された。被害女性の体内から睡眠薬が検出されたほか、陰部やパンティーに精液が付着していたにもかかわらず、昨年行われた裁判では被告が素直に罪状を認めたことや、スポーツマンとしての好成績、日ごろの熱心な仕事ぶりが評価され、裁判官は社会奉仕240時間の判決を言い渡し、これに対し世間や法曹界から軽すぎるとの批判が寄せられていた。その後、政府律政司が刑罰が軽すぎるとして再審理を申請。このほど高等法院の上訴法廷で禁固2年が言い渡された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17619

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