香港貿易発展局セミナーの案内

香港・一帯一路セミナー2017 in 大阪
~中国経済の実態は?「一帯一路」経済圏構想とは?~

中国がイニシアチブをとる現代版シルクロード「一帯一路」経済圏構想。過日自民党二階幹事長が北京の国際フォーラムに出席されましたが、日本国内ではその実態や全貌が掴みにくいと言われています。実際には、インフラ投資による経済活性化を始め、貿易の円滑化、観光産業の拡大など、関係諸国からは大きな期待が寄せられています。

国際金融センターまた貿易ハブとして長年存在感を発揮していた香港は、この流れの中でどのようにかかわって行くのでしょうか。また日本企業はこの巨大経済圏の構想をどのようにビジネスに活用していくことが出来るのでしょうか。

この度、気鋭の研究者・関志雄(かんしゆう)先生を大阪にお招きし、中国経済の実態を分析・解説していただいた上で、「一帯一路」経済圏構想の展望について深く語っていただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。

日時:平成29年7月25日(火)13時半~15時半(受付13時)
会場:帝国ホテル大阪4階「牡丹の間」(大阪市北区天満橋1-8-50 電話06-6881-1111)
入場無料:先着100名
問い合せ:香港貿易発展局大阪事務所 田中・笠井
電話06-4705-7030

講演内容
講演⑴「最新の中国経済と一帯一路の全貌」

講演者:関 志雄(かん しゆう)氏株式会社野村資本市場研究所 シニア・フェロー

1957年香港生まれ。香港中文大学卒、1986年東京大学大学院博士課程修了、経済学博士(1996年)。香港上海銀行、野村総合研究所、経済産業研究所を経て、2004年4月より現職。

著書に『円圏の経済  学』(1996年度アジア・太平洋賞)、『円と元から見るアジア通貨危機』、『最新中国経済入門』、『日本人のための中国経済再入門』、『人民元切り上げ論争』(関志雄/中国社会科学院世界経済政治研究所編)、『共存共栄の日中経済』、『中国経済革命最終章』、『中国経済のジレンマ』、『中国を動かす経済学者たち』(第三回樫山純三賞)、『チャイナ・アズ・ナンバーワン』、『中国二つの罠』、『中国「新常態』の経済』などがある。
「中国経済新論」(http://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/index.htm)というホームページを主宰し、日本の読者向けに発信している。

講演⑵「一帯一路における香港の役割」
講演者:伊東正裕 香港貿易発展局 大阪事務所長

1985年味の素株式会社入社、家庭用・業務用食品の国内営業、海外マーケティングを担当。味の素
(香港)出向、味の素(中国)出向(広州・上海駐在)を含め、約14年間にわたる中国関連の業務経験を有する。2006年より香港貿易発展局に転じ、2012年1月より現職。英国レスター大学経営学修士(MBA)。
2012年4月より神戸大学大学院経営学研究科社会人博士課程後期課程に在学中。

主催:香港貿易発展局
共催:大阪商工会議所、関西日本香港協会、日本・香港経済委員会(予定)
後援:日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部、中小企業基盤整備機構近畿本部、大阪産業振興機構、大阪国際経済振興センター、関西経済連合会、日中経済協会関西本部、日中経済貿易センター、大阪貿易協会(予定)
申し込み:香港貿易発展局大阪事務所まで電話かメールでご連絡下さい
電話06-4705-7030
osaka.office@hktdc.org
締め切り:7月21日(金)
(このシリーズは2カ月に1回掲載します)

Share