UGL問題、民主派が周浩鼎氏に譴責動議【香港―政治】

梁振英・行政長官が立法会のUGL問題調査委員会の文書を修正した件で、民主派議員らは民主建港協進連盟(民建連)の周浩鼎・議員の譴責・議員資格取り消し動議を提出する構えだ。5月18日付香港各紙によると、民主派議員10人余りは17日に特別会議を行い、議事規則49B条に基づき6月7日の本会議で周氏の譴責動議を提出することで合意。譴責動議が通過すれば周氏は議員資格を喪失する。公民党の郭栄鏗氏は「周氏は不適切に梁長官を委員会の作業に介入させた。4月25日の委員会会議でも周氏は文書を書いたのが梁長官であることを申告しなかったのは公職者の行為失当」と指摘。民主派は梁長官に対する糾弾も検討しているが、どの法律・規則に違反するのか詳細に研究しなければならないという。また梁長官は委員会の民主派メンバーである梁継昌氏について、UGL問題をめぐる梁長官への誹謗で告訴された被告であるため、調査範囲との利益相反や偏見があることから委員会を外れるべきと指摘。委員会メンバーである香港工会連合会(工連会)の黄国健氏は委員会を解散して再度選出することを提案したが、民主派議員らは反対している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17446

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