ワインフェス、ドローン演出にハッカーの妨害【香港―社会】

10月25日から28日に「CCB(Asia)香港ワイン&ダイン・フェスティバル」が開催された。香港でも最も人気のある屋外で飲食を楽しむ同イベントは今年で開催10回目。11月に続く月間のフードプロモーション「香港Great November Feast」のキックオフイベントでもあり、期間中多くの人出でにぎわった。しかし、27日におもわぬアクシデントが発生した。10月28日付香港各紙によると、今回初めての試みとなったビクトリア湾の海上を彩るドローンによる7分ほどの光のショーで、ドローンの演出がうまくいかないばかりか、軌道をそれる事故が起きた。このショーは毎晩7時から行われ人気を呼んだため、26日に香港政府観光局が特別追加上演を発表。27日は林鄭月娥・行政長官も来場しており、6時から演出が始まり、本来はシャンパングラスで乾杯する図案が浮かび上がるはずだったが失敗。ドローン2機が海中に墜落した疑いがあるという。その後の調査で、ドローンのGPSシステムがハッカーに攻撃されていたことが分かった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180822_12834/

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