文化遺産「広東オペラ」の記念切手発行【香港―社会】

粤劇(広東オペラ)は香港を代表する伝統芸術で文化遺産の1つだが、その粤劇をテーマとした記念切手が10月9日、発売された。香港郵政の10月9日付プレスリリースによると、カラーでスペシャルデザインの記念切手の発行は1年に1~2セットしかなく、今回発行された切手の絵柄は6つの有名な演目の名場面や登場人物を再現していて芸術性が高いという稀少な切手だ。デザインは香港の著名切手デザイナーである林炳培氏が手掛けた。『帝女花』は額面2ドル、『雙仙拜月亭』は同2.6ドル、『関公月下釋貂蝉』は同3.4ドル、『鳳閣恩仇未了情』は同3.7ドル、『梁祝恨史亭』は同4.9ドル、『昭君出塞』は同5ドルとなっている。関連品として演目のあらすじなどについて中国語、英語で紹介するブックレットもあるという。なお、記念切手のサンプルは、セントラルの郵政総局、尖沙咀郵政局、●湾郵政局、沙田中央郵政局、屯門中央郵政局に展示されている。詳細は香港郵政の公式サイト(www.hongkongpost.hk)で案内している。【●=くさかんむりに全】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15674

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